宅建も目指せ

宅建とのダブル合格を目指して

介護という仕事を通じて、お年寄りの「最期のすみか」にまつわる相談をたくさん受けてきました。施設に入るタイミング、住まいの処分、空き家の問題……。家族が抱える住まいの悩みは深くて複雑です。そんなとき、法的にも不動産的にもアドバイスできる存在になれたら──そう思い、宅地建物取引士にも挑戦することを決めました。

行政書士だけでも大きな挑戦。それに宅建も加えるのは、正直に言えばなかなか無謀かもしれません。それでも、目指すのは「お年寄りの人生に、もっと深く関われる自分」。住まいと法律、その両面から寄り添える存在になりたいという思いが、私を前に進ませてくれています。

勉強は簡単ではありません。建築基準法や都市計画法、そして権利関係の複雑さに頭を抱える日も。でも、実際に現場で見てきたからこそ、知識が“点”ではなく“線”としてつながっていく感覚があります。

このカテゴリーでは、宅建の勉強の記録や学びのコツ、試験に向けた心構えなどを等身大でお届けしていきます。